中野信子さんの講演を聞きました。自分で自分の価値を上げるための一番簡単で効果的な方法とは?

ZOOMで中野信子さんの「自分の『幸せ』な働き方をデザインするための『脳科学』」の講演を聞きました。「新版 科学がつきとめた「運のいい人」』を読んだ後でお話を聞くのが、とても楽しみでした。進行役の方の質問に答える形式でお話しが進みました。


以下中野信子さんのお話の自分なりの要約です。


ネズミの実験でオキシトシンが匂う空間では群れ全体が仲良くなる。匂いを感じさせない環境を作る群れは仲良くならない。匂いは大切だと思われる。昔から言う

「うさんくさい」と感じるというのは、匂いで人を見分けているのではないか。


「足を引っ張る」のは、非合理的。ただスカッとするだけで誰も得にならない。皆が損をする。


自分を知るための最善の方法は、自分をもう一つの目で見て「自分は今こういう状態なんだ」と見ながら行動すること。ただもう一つの目は、30歳くらいに完成する。なので20代の部下などにはフォローが必要である。


褒められた経験がない

人が多い。褒められたことを否定するのは、自分を否定するのと同じ。だから誰かから褒められた時に
①照れずに
②謙遜せずに
③イヤミなく
どう対応するか
考えておく。そういうトレーニングが大切。 

 
自分自身のことをそもそも分かっていない。自分の好きなことを100個書くといいが、簡単にできるのは、

一番のお気に入りの服を毎日着ること。

一番大事な服を着ないのは、服より自分の価値が低いと思っているから。一番お気に入りの服を着ると周りの自分を見る目が変わる。高い服を着ることで、周りの自分を見る目が変わる。人は外見で判断している。周りの自分を見る目が変わることで、自分を大切な人だと思うようになる。

自分で自分の価値を上げるための一番簡単で効果的な方法!


脳は体の体重の2〜3パーセントしかないのに、酸素は4分の1、カロリーは5分の1使っている。なるべく無駄なく節約したい脳に「嫉妬(しっと)」「妬み(ねたみ)」などイヤな気持ちがある意味がある。
「嫉妬(しっと)」は、自分とポテンシャリーが同等な人に対して生まれる。
その対応として
①引きずり落とす
②自分がその人を超えられるようにする
③もともとその人がすごいと憧れに変える。

という3つの方法がある。 


「不安」があるから人間は進化している。長期的予測ができるから不安もある。


嫌いな人に対しては、とにかく逃げることが大切。決して逃げることは、卑怯(ひきょう)なことではない。逃げるが勝ち。


逃げることができない人に対しては作戦を立てる。「孫子」を読んで方法を学ぶと良い。
自分と向き合うことを続けていくには、


①自分の気持ちを書く
②自分の気持ちを書くことが苦手な人は、信頼できる人に話す


こと。


今日よりも明日がちょっとだけよくなる、と考えることがいいですね。 


中野信子さんのお話に引き込まれました。


今日より明日がちょっとよくなる、とこれから考えていきます。


今日も皆さまにとって素敵な一日になりますように😄