「ユダヤの商法世界経済を動かす」藤田田著 読みました

漫画版「ユダヤの商法、君たちはどう稼ぐか」原作、藤田田漫画まじかるを読んで、原作の本を読みたくなりましたので読みました。


「『飛行機をチャーターしても納期に間に合わせたフジタ。大統領に直訴した最初のニッポンのユダヤ人』ことでユダヤ商人から見直され本物の信用得た」藤田田さん。


あとがきにかえてより
「あなたはお金が欲しいと思いませんかもしも正直にお金が欲しいと答える人はこの本を読みなさい。そしてこのここに書かれているユダヤ商法を実行してください。必ずあなたはお金に慕われる人になります。」

本文から
「頭さえ使えば、金の儲かることはゴロゴロころがっている。儲かるタネはいくらでもあう。ザクザクある。それなのに、金儲けができないやつは阿呆で低脳で救いがたいヤツである。」
「自分の好きな道で商売を始めるとなかなかその商売がうまくいかない。対象が好きなものとなるとついつい溺れてしまうから、本当の商人は嫌いなものを売る。自分が嫌いなものだとどうすれば売れるかを真剣に考える。」
「信用を得る宣伝は口コミに限る。」
「損をしてまで、商売はしないのが私のモットーだ。」
「英語がしゃべれるということは、金儲けの第一条件であり、英語と金は不可欠なものであると思っても差し使えない。」


そしてギンザのユダヤ人と呼ばれた藤田さんが伝えたユダヤ人商法。
・ユダヤ人が法律に触れず、しかもユダヤ教の教えに従う限り、金儲けのためには、どんな手段を用いてもそれは仕方のないことなのだ。
・雑学を積むべし。豊富な知識がユダヤ人の話題を豊富にし、人生を豊かにしていることはいうまでもないが、商人としての的確な判断を下すために、どれほど役立っているかはかりしれないものがある。雑学に支えられた、広い視野。その視野に立って、ユダヤ人の正確な判断を下してくるのである。
・神様や機械には、100を求めるユダヤ人も人間に対してはには100点満点で60点しか求めない。
・ユダヤ商法には法則があり数字に強くなることがユダヤ商法の第一歩である。
・現金主義に徹すること。
・暗算を得意とすべし。判断が早いというところにユダヤ人の判断が迅速であると言う秘密がある。
・時間も商品。時を盗むな。時間を盗まれる事は、金庫の中の金を盗まれることと同じことなのである。
・必ずメモを取れ。
・納得するまで尋ねること。納得してから取引する。これはユダヤ商法の鉄則でもある。
・金銭教育は小さい時から行うべし。
・父親は他人の始まり。この項目のマントルピースの上に息子を立たせ手を差し伸べて「パパの方へ飛んでごらん」と言って、息子が飛び降りた瞬間、さっと手を引っ込めたので、息子は床に落ちて大声で泣き出した、と言うエピソードには驚いた。父親といえども盲信してはいけない。あくまで信じられるのは自分自身だけと言うことを教え込むそうだ。


50歳で公務員(教員)を早期退職して起業したので、お金を儲ける方法について日々考えています。商売について真剣に考えることができた本でした。ここまで広い視野で商売を行った藤田田さんを尊敬します。


今日も皆様にとって素敵な1日になりますように。